QRリーダーとは?
QRリーダーとは、その名の通りQRコード®や、QRコードを小型化させたMicro QRを読み取ることができるバーコードリーダーです。QRコードやMicro QRコードだけでなく、DatamatrixやAztecコードなど2次元コードを読み取ることが出来るため、2次元コードリーダーとも呼ばれています。
QRリーダーはバーコードも読み取れる?
QRリーダーはQRコードだけでなく、スーパーやコンビニなどの商品に印刷されたJANコードなどのバーコード(1次元コード)を読み取ることも可能です。
QRリーダーは文字も読み取れる?
一般的なQRリーダーは文字の読み取り(OCR機能)は出来ませんが、HoneywellのQRリーダーはQRコードやバーコードだけでなく、賞味期限やLOT番号などの文字を読み取るOCR機能が搭載されており、文字読み取りが可能です。
QRリーダーの種類
QRリーダーには主に4つの種類があります。
- 手持ち型QRリーダー
- 置き型QRリーダー
- ポケット・QRリーダー
- ウェアラブル・QRリーダー
QRリーダーはどこで使われている?
私たちの身近なところではQR決済やポイントカードなどにQRコードが採用されているため、スーパーやコンビニなどの小売業界などではQRリーダーを目にする機会が増えています。QRコードを初めとした2次元コードはバーコードに比べて印字サイズを小さく出来るため、製造現場から医療現場まで業種業界問わずさまざまな場所で採用が増えています。
QRリーダーの選び方
QRリーダーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
その①|形状・サイズ
現場環境や用途によって形状・サイズを選びましょう。最も使い勝手が良いのは手持ち式のQRリーダーです。手で持って使うことはもちろん、各メーカーが用意している専用スタンドを使用することでハンズフリーの置き型QRリーダーとして使うことも出来ます。ハンズフリーで読み取る運用が決まっている現場では、QRコードをかざして読み取ることに最適化された置き型QRリーダーも良いでしょう。近年ではスマートフォンに表示されたQRコードを高速で読み取るために改良された置き型QRリーダーも人気です。
その②|読み取り可能なQRコードのサイズ<分解能とDOFの確認>
QRコードをはじめとした2次元コードの印字サイズは、年々小型化される傾向にあり、格納する情報量も増えているため密度が大きくなっています。QRリーダーが読み取りが可能なコードのサイズを表すスペック値として分解能という項目があります。サイズの小さいQRコードの読み取りが必要な場合は事前に最小分解能のスペックを確認すると良いでしょう。合わせて読み取り可能な距離を表すスペック値としてDOFという項目があります。「読み取り対象に接触させなければいけない」・「ピンポイントの位置に離して読み取る必要がある」といった性能では、使い勝手が悪く現場の生産性を下げる要因になるため、DOFの確認が必須です。
その③|印字されている素材の確認
製造現場などでは製造部品等に直接コードを印字するDPM(Direct Parts Marking・ダイレクト・パーツ・マーキング)が用いられることがあります。一般的なQRリーダーではDPMは読み取ることができないケースが多いため、DPMで印字されたQRコードには、専用のDPM対応QRリーダー(DPMリーダー)が必要となります。
Honeywellのバーコードリーダー
QRリーダーを始めとした豊富なラインナップを誇るHoneywellのバーコードリーダーは、世界中のビジネス現場で採用されています。弊社では運用に合わせた製品の選定サポートから、ご評価用デモ機の手配、導入後のサポートまで一貫して行っております。あらゆるコードを瞬時に読み取るHoneywellのバーコードリーダーをお試しください。