ハンディターミナルとは?
ハンディターミナルとは、バーコードやQRコードなどの読み取りが手軽に行え、業務用アプリなどを使うことができるモバイル端末です。【バーコードリーダーが搭載された業務用のスマートフォン】と認識していただくと、現場での運用がイメージしやすいかと思います。商品についたバーコードを読み取るといった基本機能のほか、賞味期限やLOT番号などのOCR(文字)読み取り、読み取ったデータの送受信機能などがあり、小売業界や物流業界をはじめとしたさまざまな分野で使用されています。
近年はAndroid OSを搭載したハンディターミナルが主流?
以前はハンディターミナル向けに開発されたWindows OSを搭載したハンディターミナルが一般的でしたが、Microsoft社がハンディターミナル向けOSのサポート終了を発表した2018年頃を境に、Google社のAndroid OSを搭載したハンディターミナルが主流となってきました。私たちが日常で使うスマートフォンと同じAndroid OSを搭載しているため、Windows OS時代と比べビジネス現場で使用できるアプリの幅が各段に増え、昨今のトレンドワードである【DX】を実現するためのハードルが大幅に下がり、業種・業界を問わず多くの企業が採用を進めています。
スマートフォンと何が違う?
Windows OS時代のハンディーターミナルは、物理キーが搭載され、20cmを超える長さの機器も多く存在していました。Andorid OSを搭載した近年のハンディーターミナルは、私たちが日常的に使用しているスマートフォンと見分けが付かないような薄型・大画面のハンディーターミナルもリリースされています。そんなハンディーターミナルですが、スマートフォンと大きく違う点は業務に使用するためのバーコードリーダーを搭載してること。小売店の商品管理から、工場の製造管理まで、ビジネス現場ではバーコードを用いた管理が一般的となっており、ハンディーターミナルもバーコードを高速に読み取れることが重要な要素となっています。
Honeywellのハンディーターミナルの特徴
Android OSがベースとなっている近年のハンディーターミナルは、性能差を比較しづらいといった声を機器選定のご担当者様から聞く機会が多いです。たしかに各メーカー毎や機器によって筐体サイズや落下性能などで多少の差はありますが、ベースとなるOSが同じなため、比較しづらいという点も事実です。
他メーカーでは1世代程度のアップデートにしか対応していない場合や、そもそもOSのアップデートを行えないといった機器が多い中、Honeweyll社は業界唯一となる最大7世代のOSアップデートが可能なハンディーターミナル、Mobility Edgeシリーズをリリースしています。これにより、ハードウェアより先にソフトウェアへの対応が出来なくなることで、端末の総入れ替えを余儀なくされ、導入に踏み込めなかった企業に対し、Honeweyll社のハンディーターミナル(Mobility Edgeシリーズ)をご選択いただくことで大幅なコスト削減が可能です。